カフェや居酒屋などを展開するコンプリート・サークル(広島市)は4月、地鶏を炭火で焼いて楽しむ新業態の焼肉店「とり焼肉 九合(きゅうごう)」を東京・原宿にオープンした。 生産者との出会いを機に新業態を考案。広島県産で甘みがありジューシーな肉質の「廣島赤鶏」、東京産で弾力と濃厚なうま味がある「東京しゃも」、砂肝やぼんじりなど内臓肉の味も良い宮崎産の「刀根鶏(とねどり)」といった3種類の地鶏を提供している。 お客が下味をつけ、好みの焼き加減で食べられる焼肉スタイルであることが、「焼鳥店」との大きな違い。塩・コショウのシンプルな味付けのみで鶏本来の味を楽しむ形を勧めており、薬味は鶏肉の味を引き立てるレモンやユズコショウなどをそろえている。肉は「もも」「はねみ」「レバー」などを単品(490~650円)で注文できるほか、「食べくらべコース」や、全部位を盛り合わせた「鶏堪能セット」などのコース料理(1800~2780円)でも味わえる。