ランニングコストを抑え、経費を掛け過ぎない運営計画が重要です。
飲食店経営には様々なランニングコストが必要です。ランニングコストは計画段階で決まってしまう要素が多くあります。
開業後に「節約や経費削減で……」というわけにはなかなかいかないものです。
つまり、計画段階から経費を掛け過ぎない運営計画を作ることが重要になります。
ランニングコスト
飲食店の経費項目として、「変動費」と「固定費」の二つに大別して考えます。
- 変動費
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売上により額が変わる費用です。もっとも大きいのは原材料費です。
飲食店の場合はオーナー以外の人件費も変動費となります。
売上に対して何%かを把握しておく必要があります。
※原価と人件費の合計は売上の60%以下になるように設定しましょう。
- 固定費
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売上が変わっても変わらない費用です。開業時にはすでに決定されている初期条件です。
家賃、減価償却費、リース料などがあります。
※家賃は10%以下が理想ですが、東京の一等地では10%以下に抑えるのは難しいのが実情です。
- ワンポイントアドバイス!
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利益を確保するには……
ランニングコストを把握し、収支計画を立て収益性を確認する。
売上対比 税引き前利益10%を確保しよう。
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